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リスクと保険
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リスクと保険は、CFPのための試験の1科目であり、ライフプラン全般を通して不可欠な要素です。
リスクマネジメントは、私達を取り巻く様々なリスクを分析・評価によって、リスクの重要度や危険度を顧客に気づいてもらうことです。
そして、防災計画を立てたり保険を利用する方法を考えて、企業や家庭の損害回避や被害が発生した場合、その損害を最小限に食い止める対策を立てなければなりません。
損害保険は、自然災害や自動車事故、損害賠償等など、思いもよらない災害が発生する場合に備え、災害の不安を感じている人達がお金を積み立て、誰かが災害に見舞われた時に、その積み立てたお金で損害を補償する制度です。
この制度によって、損害に備えて莫大な資金を用意しなくても、万が一の時わずかな負担で大きな安心を得られるのです。
生命保険は、人に生死に対して一定の金額を支払う保険の契約です。
日本の2006年の生命保険世帯加入率は87.5%で、1世帯当たり4.2件、振り込み保険料は年52.6万円で、1ヶ月当たり4万4千円支払っていることになり、かなりの高額です。
しかし、その反面、自分がどのような生命保険に加入しているのか、保険の内容を理解していない人が大半です。
その保険が、定期保険なのか、終身保険なのか、保証金額はいくらなのか、何歳までの保障があるのか、特約はどのようなものがあるのか等、CFPは生命保険の知識を取得し、顧客のライフプランを重視した保障計画を行えるようにしなければなりません。
保険がどのようなもので、どのような種類があるのかを知ることは、試験に臨むためだけでなく、顧客や自身の幸せにためにも大切な知識です。
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